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札幌パークホテル
副総支配人・総料理長吉田 郁雄氏
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販売企画
山崎
足繁く通ってくれる営業担当者の
提案の豊富さに
助けられています。
今回は販売企画の山崎がお話を伺いました。
業界について
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現在は「札幌パークホテル」さんだけではなく司厨士協会の支部長としてもご活躍されていると思うのですが、この業界に進むきっかけはありましたか?
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子供の頃から料理が好きで母親の手伝いをしていたり、毎週土曜日に放送されていた料理番組を楽しんでいました。学生時代のアルバイト先も飲食関係が多かったので、自然と料理の道に進んでいましたね。
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料理番組の影響が大きかったんですね!学生時代のアルバイト経験も関係していたということですが、その後料理の道に進んで、嬉しかったことや「達成感があったことはありますか?
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下積み時代から昇進した時ですね。料理の世界は下積み期間が長く、16.7年ほど様々なセクションで下積み時代を経験しました。その中でセクションの責任者を任命されたり、調理長に昇進した時は自分自身の成長を実感して「やっててよかった」と思えました。
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料理の世界の下積み期間がそんなに長いとは知りませんでした。長い下積み時代を経験されて今のお仕事があると思いますが、お仕事に対する特別な「思い」があれば教えていただけますか?
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料理は同じ材料やレシピでも、作る人によって全然違う物になります。火加減やアクの取り方など、一つ一つの作業にこだわって作らなければ本当に美味しい料理は生まれません。一貫した味を提供するために、季節や食材の状態に応じて変化を加えます。レストランでは常に変化が求められるため、細やかなニーズを見極めながら料理を作り上げます。料理の世界は奥深く、その魅力に対応するためには常に努力と学びが必要だと思っています!
営業担当者について
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営業担当に求められていることはありますか?
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一番はスピードですかね。日々メニュー考案を行っている中で要望に対して素早く対応してくれるとすごく助かります。あとは可愛がられること(笑)。私たちも一人の人間なので信頼関係は大事ですよね。
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確かにスピードと信頼は大切な要素ですね!では、どのような人が食品業界の営業に向いていると思いますか?
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そうですね、食に興味のない人ではニーズに合った提案が難しいと思うので、食に対する興味を持ち、知識を積極的に蓄えていく人が営業担当として向いていると思います。
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やはり食に興味を持ち、知識を深めていくことは大事ですよね。普段営業担当者とはどのようなやりとりをされていますか?
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商品の問い合わせが中心です。特定の商品を探している場合は在庫状況や入荷予定を確認しています。また、特殊な商品を探している場合や季節メニューの提案依頼などもしていますね。仕事に関わることだけではなく、時には雑談などもしながら コミュニケーションをとっています。
SUCの強みについて
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吉田さんが感じられているサッポロウエシマコーヒーの強みがあれば教えていただけますか?
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提案の豊富さですよね。営業担当者が足繁く通ってくれるから僕の求めていることを理解しているんでしょうね。
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足繁く通ってお客さまのニーズを把握するのは大事ですよね。それでは最後に、食品業界の営業を目指す人にメッセージをいただけますか?
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食を好きになり、そして可愛がられる存在になることが重要です。また、焦ることなく、食に興味を持ち続けることが大切です。結果は後からついてくるものですから、最初は食に対する興味や関心を大切にしましょう。また、人間同士の関係なので、相手を思いやる気持ちや人間性を大切にして欲しいと思います。